ビオトープ管理士は14,000人を突破!
ビオトープ管理士とは?
まずは「ビオトープ」について。ビオトープ(Bio)は「生きものたち」、トープ(Top)は空間をさすドイツ語です。つまり「ビオトープ」とは、地域の野生の生きものたちが生息する空間、を意味しています。私たちは自然のめぐみに支えられて生きていますが、持続可能な社会であるためには、健全な自然とその土台となるこの「ビオトープ」が必要です。
ふつうにある草むらや湿地がビオトープだと知ったとき、その価値の大きさに、まったく新しい世界が広がります。世界に求められている自然と伝統が共存した美しいまちづくり・くにづくりを行うことこそが、ビオトープ管理士の仕事です。
つまり、
持続可能な社会を目指す技術者
この資格には、生きものに関する知識だけではなく、法律、技術、倫理観、評価力、応用力といった幅広い能力が求められます。その幅広さと、専門性の高さ・質の高さで信頼をいただき、公的な入札条件や評価の対象として広く活用されています。
信頼ある資格
行政・民間、活躍の場
環境省や国土交通省、農林水産省などの中央省庁や地方自治体で、ビオトープ管理士の資格が 入札条件や技術者の評価対象として採用されています。近年ではビオトープ管理士だけが扱える「ビオトープ事業」も増加していますが、入札条件ではない場合も“自然事業の専門家”としての証となります。都市・地域計画、土木・造園、農業、環境調査、製造、不動産、サービスなどあらゆる業種で生物多様性や持続可能、SDGsという観点が不可欠となったなか、ビオトープ管理士の資格は環境問題に関わる業務への信頼度をさらに高める要素となります。
また、ビオトープ管理士は環境教育の指導者としても公認されており、次世代に向けた人材づくりも担っています。
* 「1級ビオトープ施工管理士」「1級ビオトープ計画管理士」 は、公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格(国土交通省登録資格)です(それぞれ、品確技資第250号、品確技資第251号)。詳しくは
国土交通省のサイト をご覧ください。
* 「ビオトープ管理士資格試験」「ビオトープ管理士セミナー」は、環境教育等促進法に基づき、それぞれ環境人材認定事業、環境人材育成事業に登録されています。詳しくは
環境省のサイトをご覧ください。
資格を通してつながる、
日本ビオトープ管理士会
累計1万4,000人を超えた、ビオトープ管理士。全国の有資格者が集まる「日本ビオトープ管理士会」では、地域に密着した支部とともに、勉強会や広報イベントを展開しています。考え方や活動の参考となる会員の活躍や、資格の活かし方は、メニュー[3]番(日本ビオトープ管理士会)をご覧ください。
試験の傾向と対策
ビオトープ管理士オンラインセミナー
試験対策のセミナーでは、市販の『改訂版 公式テキスト』のほか、特別な講義資料『過去問題』『環境関連法』をつかい、択一問題5科目の要点を学びます。
主な対象は2級の受験者ですが、1級の択一問題も大部分をカバーしています。1級は国土交通省登録資格です。2級をお持ちの方はぜひアップグレードを目指してください。
お申し込みにあたっては
『受験の手引き』をダウンロード
『受験の手引き』は、ビオトープ管理士資格試験の要綱で、どのような試験がどのように行われるのか、詳しく書かれています。また、各種の受験申込にあたっての書式やその書き方も掲載されていますので、まずはこれを、メニュー[1]番(『受験の手引き』試験の要綱と受験申込用紙)でダウンロードしてください。
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